三日坊主が本領発揮で早速30日以上坊主でした(^^;
本日のネタも温泉の話題にしょうかと思います。

今回は単純温泉の適応症などについてお話ししたいと思います。
単純温泉と聞いて、印象はどうでしょう?

「単純泉って今イチ特徴がなくて真水を温めたようなものだし、家で入っても大差ないのでは??だったら家のお風呂で入浴剤入れたほうが効果があるような…」

そのように思われてる方もたくさんいらっしゃると思います。そんなことはありません!!
そもそも単純温泉は、源泉の温度が規定の25℃以上だが「溶存物質(ガス性のものを除く)」が1000mg/㎏に達していない温泉をいいます。
が、
成分をまったく含まない温泉は存在しないそうで、実際には入浴剤を入れたお風呂と同等かそれ以上の成分の濃度があるものがほとんどなのです。入浴剤を入れたお風呂の成分の濃度はおよそ150mg~250mg/kgといわれており、単純温泉でもそのほとんがそれ以上の成分を持っています。そう考えると、単純温泉もなかなかの濃度を持つ温泉なのだと思えませんか?

ちなみに、皆様がよくご存知の有名な発泡性炭酸ガス入浴剤、二酸化炭素泉と同じ性質を持っています。二酸化炭素泉と呼ばれるには「遊離二酸化炭素」と呼ばれる成分が1000mg/㎏(!)以上含まれていなければいけません。それに対し、炭酸ガス系の入浴剤は40~80mg/kgほど。入浴剤を10個以上入れてようやく二酸化炭素泉と同じ程度の濃度になるのです。(二酸化炭素泉は規定値がかなり高いので相当な濃度の温泉と言えます。)

それを踏まえて単純温泉の適応症がこちら!

筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、ねん挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽傷高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進

(・・・えーと・・・何項目あるのか数える気も読む気もイマイチ起きない文字の羅列ですが)これだけの適応症が期待できるのです!
そして平成26年の改定まで単純泉の泉質別適応症は無しとされていましたが、新たに泉質別適応症として「自律神経不安定症、不眠症、うつ状態」が加わりました(^^)これが単純温泉の「効能」と呼ばれるものですね。

そして、単純温泉の一番の魅力は赤ちゃんからお年寄りまで誰もが入れる優しい温泉だということ。赤ちゃんの温泉デビューはまず単純温泉から!アルカリ性単純温泉よりも中性、弱酸性に近い単純温泉をお勧めします。

優しい温泉という利点は脳卒中の病後回復に良いとされいているようですよ。血管を拡張して血流がよくなるなどの働きが二酸化炭素泉や硫黄泉などにも比べると低いですので、脳卒中のリハビリにも使用されているるのだそうです。

そして女性に嬉しいアルカリ性単純温泉。(ph値7.5以上を弱アルカリ性、8.5以上をアルカリ性、10以上を強アルカリ単純温泉と呼びます)アルカリ性の温泉には古い角質を融解して取り除く美肌効果がありますので、お肌のザラつきもなくなり、くすみも取れる。肌のトーンも明るくなります。古い角質を取り除き、ターンオーバーを促せば美白効果も期待できますね♪
ただアルカリ性の温泉で留意して頂きたいのは、とにかく保湿を念入りに!!
入浴後は汗で乾燥を感じなくても、古い角質が取り除かれているので水分の蒸発が著しいのです。
これではせっかくの美肌効果も台無しですので、保湿は念入りにしましょう。
単純温泉も水道水を沸かした家庭のお風呂より肌の角質を柔らかくする効果があります。お手入れを念入りにすることでお手持ちの化粧品もより効果が高まりますよ^^

どうでしょう…。
実は単純温泉もなかなかあなどれないのです。

補足ですが、
「単純硫黄泉」
「単純二酸化炭素泉」
「単純酸性泉」
「単純含鉄泉」
「単純放射能泉」
「単純含よう素泉」
のように「単純~」とつく特殊成分をもつ温泉があります。この泉質は「硫黄泉になるための成分」「二酸化炭素泉になるための成分」「酸性泉になるための成分」といった特殊成分のみ規定値を満たし、全体の成分量(溶存物質)が1000mg/kgに満たない温泉なので、単純泉というよりも特殊成分を含む温泉です。
福島県の単純温泉、アルカリ性単純温泉
飯坂温泉(福島市)、穴原温泉(福島市)、土湯温泉、奥土湯温泉(福島市)、横向温泉(猪苗代町)、押立温泉(猪苗代町)、桧原温泉(北塩原村)、三穂田温泉(郡山市)、磐梯熱海温泉(郡山市)、新菊島温泉(鏡石町)、割烹温泉(矢吹町)、湯の花温泉(南会津町)、木賊温泉(南会津町)、湯岐温泉(塙町)